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工房見学
仕事見学
たつみさんち
笠間アトリエ
       

工房見学

春らしい暖かな日差しの中、
高尾山の近くにある、
hitin metalsの佐藤さんの工房にお邪魔しました。


佐藤さんは、武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科を卒業後、
青山にあるインテリアショップで
インテリア小物の開発などをされていました。
退職後、金工職人の元での修行を経て、独立されました。
主に、金属を使ったテーブルウェア、インテリア雑貨、
照明器具、ジュエリーのデザイン・製作などをされています。
素材は金属なのに彼女の作るものは、
冷たさを感じません。
いつもにこやかで、優しい彼女の性格そのものが、
にじみ出ているかのようです。

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工房の周りは、緑と川に囲まれ、 とても心が落ち着くところにありました。


工房見学 実はこの工房、佐藤さんのパートナーである、
金工作家の永井理明さん兄弟が建てて(!)、
そこに佐藤さんが参加し、共同で工房を使っているとのこと。
工房の中は無造作に見えつつ、
工具は使いやすいようキチンと並べられ、
壁にかかっている道具たちは、それだけでオブジェのような、
美しさがあります。

市販で売られている工具は、バリエーションが乏しいため、
どの作品を作るときでも不自由しないように、
足りない工具は自分で作っているとのこと。

良い作品を作るために、必要な工具を作るということ、
それは妥協はせず、手間と時間をかけて、
ひとつひとつのこだわりを積み重ねて、
素敵な作品が生まれる、
結果(作品)だけしか見ることのないわたしにとって、
とても新鮮に感じられました。

金属を加工する方法はいろいろとあります。
バナーを使って金属を溶かして、型に流したり、
曲げたりつぶしたりして思いの通りの形にかえたり、
また、ハンマーで叩いて、金属とは思えないような柔らかさや
なめらかさを出したり•••、
あんな固いものが、面白いほどに形を変えて現れるのは、
作る側は大変かもしれませんが、
見ているこちらは何ができるのだろう?とうきうきします。

今回、いつもこんなかんじで作業するんだよ、と、
永井さんが見せてくれました。


火を使ったり、金属を叩いたりという体力勝負の作業が多いので、
夏場は死にそうになるそうです。
冬は冬で、山のふもとに工房があるので、夜になるとずいぶんと冷えて、
それもまた作業するには大変だそう。

彼らの作る作品を、
これからも楽しみにしています。





たつみさんち


念願だった、たつみさんちに行ってきました。


たつみさんは、すてきな人形をたくさんつくっています。

今回の目的は、くまの色づけ見学、だったのですが、
いつのまにか、食べて飲んで、おしゃべりして、
ずいぶん、いろいろそれてしまいました。
たのしかったけど。

くまのぬけがら

ほかのこたち

きょうの色づけ待ちの子たち

ちょこちょこ色を塗って・・・

仕上げをして

完成!
そして、このかわいいくまちゃんは、うちへきました。

最後に、この日食べたおやつ。
はー、よく食べた!








仕事見学


12月の良く晴れた日、
高尾の佐藤さんのところへ、
お仕事を拝見しにお邪魔しました。

今回は、ベビーアクセサリーの製作過程を見学です。

まず、おおまかなデザインを決めます。
そのデザインをシルバーの板に下書きし、
さらに、石をあててみて、イメージを膨らまします。


板の中央に穴をあけて•••、

中の丸を削っていきます。

そして、糸のこで下書きに沿って切っていきます。


ここで、形を整えるため、ルーターを使って、
削ったり、磨きをかけます。

今回は、全体に丸みを帯びていて、
さらに、金属らしからぬ、もこもことした感じを出したいため、
ハンマーで叩いて、さらに磨きをかけました。

ここで、アクセサリーの裏側に、
プレゼントを渡す女の子のお誕生日の刻印をいれます。

ようやく、石の埋め込みです。

採光の穴をあけ、慎重に、ゆっくり、石のサイズに合わせて、
穴をあけていきます。

今回は全体のサイズが小さいため、埋め込む石も小さく、
作業が少し大変そうでした。
また、石を留める方法も埋め込む感じにしたかったので、
さらに大変そうでした。

石を埋め込むとき、
松やにの台に、アクセサリーを埋め込み固定します。

その後、ひとつづつ、穴の中に石をおき、
周りを叩いて、固定していきます。

固定したら、叩いた後が残らないよう、
また磨いていきます。

磨きおわったら、ようやく完成です!

終わる頃には、あんなに暖かな天気だったのに、
足下からしんしんと冷え込み、寒くて凍えていました。

しかし、厚手の上着を着ると動作が鈍るということで、
作業中は薄着のままで、こちらが心配になるほどでした。

ようやく完成したアクセサリー、
ぷるぷるとした、かわいらしいものができました!



笠間オープンアトリエ


2011.9.24 7時30分家を出発、上野からフレッシュひたちに乗り換えて友部下車、
水戸線で笠間到着、11時頃。

観光案内へ行くと、すでにレンタル自転車はない、とのこと、仕方なく市内を巡回している観光バスにのり、春風萬里荘へ。
北大路魯山人が北鎌倉で住んでいた別荘を移築したもの。
個性が至る所に出ていて、魯山人ありき、という感じがする。
馬宿を魯山人が洋風に改築した部屋は独特で圧巻。
懐かしい畳のにおい、間取り、回廊のガラスの戸が何とも言えない郷愁を感じさせる。


庭を堪能した後、
歩いて、南吉原のオープンアトリエへ。
予定にはなかったが、行ってみるといいよ、と萬里荘のおばさんが。
道にまよいつつ、なんとか到着。
たくさんまわるところはありそうだが、時間がないので、2工房のみ見学。

釜が地震によって崩れてしまって、なんとも言えない気持ちになる。
修復するにはずいぶん費用がかかってしまうのだそう。
それでも、修復してまた良い陶器を作ってもらうことを願わずにはいられない。

南吉原には陶器だけではなくて、食事を提供しているところや、ジャムなど販売しているところもあるそうで、
次回はちゃんとまわって見たいと思う。

サンドイッチをほおばりつつ、散歩しつつ、本日の目的の陶の里へ向かう。
相当な方向音痴なので、案内表示を見つけたときはほっとする。

最初はCRAFT・Kへ。
お父さんが外国人のkeiさんは独特のセンスの人。
いきいきとした褐色で、おおざっぱのように見えて繊細、既存の陶器の概念を壊す異色な作品。
お父さんの作る青のマーブルの色づけの器は、海の色を思わせる。
2人の作品は、写真で見た地中海の景色のような、恐ろしく美しい青い海と青い空、 そして立ち並ぶ蜂蜜色の壁の家々を彷彿させる。

清ら工房へ。
白と黒の2色での展開。鉢や小皿豆皿等々、普段使いできそうなものがたくさん。
箸置きのかわいさにひかれ、箸置きと白の鉢を購入。
使い込むほどに味がでそうなひとたち。一輪挿しの佇まいにも魅かれるが資金が足りず断念。
以前、汐留の汐博に出店されていたとのこと。冬にもまた出店されるそうで、その時は見に行くことにしよう。

樹窯へ。
かき氷の旗につられて、ふらふらと入ってしまった。
入った庭に、「ご自由にお飲みください」と麦茶が用意されていて、その心使いに感謝。
工房ではろくろの体験をしていて、どさくさにまぎれて説明を聞く。
いとも簡単に、まるで土が自ら形になろうとしているかのごとく形成されていく。
あんな風にできるようになるには、何年もかかるのだろうな、ということが、体験者の作業を見て分かる。

これからどこへいくの?と作家さんの奥様に聞かれ、歩いて駅まで行くことを伝えると、
そんな遠いところ大変でしょう、と、奥様の知り合いのご夫婦が駅まで車にのせてくださることに。
恐縮しつつも、ありがたいお申し出を受けることにする。
まだ他にもまわりたいところがあったので、少し時間をもらう。

次の窯へ行く途中、野菜の販売所などがある。
のどかな風景に、来てよかったな、と改めて思う。

八十島窯へ。
ところ狭しと器や酒器や、急須や湯のみが並ぶ。
とてもいい松灰?のちょっと大きめなちょこがあり、いくらか聞くと1個5000円!
他のはとっても安いのに、、、ちょっと残念。欲しかった。

風の窯へ。
しん、と静まりかえった工房に足を踏み入れると、窯主さんがお出迎えをしてくださる。
いろいろと器のことについて聞く。
白い土をお化粧に使っていろんな表情が出せること、土に染料を混ぜる方法、釉薬についてなど。
もっとちゃんと聞いてメモすればよかった。
お話しながらお茶もいただく。

冨川秋子さんの工房が気になりつつも、方向が逆ということと、
樹窯のご夫婦のことがあり(せっかく送ってくださるのに、遅れてはいけない!)、戻る。

が、しかし!帰宅し冨川さんの作品を調べてみると、これが素晴しいではないか!!!
なんで行かなかったのか、後悔すること数時間・・・。
アイスブルーの釉薬と、淵の金、なんともいえない冨川ワールドに心奪われる。
さわると冷たい温度が感じられそうなほど、澄んでいて。あまりみたことないかも。
絶対に次回お会いしたい。

ご夫婦の車で、土浦駅まで送っていただき(途中、霞ヶ浦なども見学させてもらう)
帰宅。

いろんな方と知り合いになり、その方々のおかげで、
とても楽しい、有意義な1日がすごせて幸せ。

本当にありがとうございました!